兵庫県明石市には明石市立天文科学館があり、地域の名所として多くの方に利用されています。
地域の特色がよく反映されたシンボルでもあるので、明石市で新居を探すときにはぜひ注目してみてください。
今回は、明石市立天文科学館の概要や楽しみ方をご紹介します。
兵庫県明石市にある明石市立天文科学館の概要
明石市立天文科学館は、その名のとおり天文科学館であると同時に、日本標準時に関わる施設でもあります。
明石市は日本の時刻を決める東経135度子午線の位置にあり、経度の位置を示す標識も戦前より地域に設けられていました。
何度かの再計測と標識の位置の調整を経て、現在では明石市立天文科学館が東経135度子午線の目印の役目を果たしています。
日本標準時に関わる施設であることを象徴するように、明石市立天文科学館には塔の頂上に大時計が設けられており、日本国内の時刻が常に表示されています。
同施設が天文科学館でもあるのは、国立天文博物館の誘致計画があり、開館前の当時において市民の宇宙への関心が高まったことなどが理由です。
1960年のオープン以降、明石市立天文科学館は「子午線のまち」のシンボルとして、そして宇宙に関する科学館として親しまれ、すでに開館50周年を迎えています。
●所在地:兵庫県明石市人丸町2‐6
●営業時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
●定休日:月曜日、第2火曜日、年末(月曜日または第2火曜日が祝日と重なるときには開館し、その翌日が休館)
●アクセス方法:JR明石駅より徒歩で約15分
●駐車場:あり(有料)
兵庫県明石市にある明石市立天文科学館の楽しみ方
明石市立天文科学館の2Fにはプラネタリウムがあり、室内で満天の星が見られるほか、時間の流れや季節による星々の移り変わりも眺められます。
宇宙に関する知識が身につくだけでなく、星空の雄大さやロマンも感じられ、時間が経つのを忘れられることでしょう。
明石市立天文科学館のプラネタリウムは、日本国内で現在使用されているプラネタリウムのなかではもっとも古いものです。
さらに、1995年の兵庫県南部地震の被害を施設のなかで唯一免れています。
機器のこのような歴史や特徴に注目するのもおすすめの楽しみ方です。
同館3Fには展示室があり、明石市を通る子午線の位置が市内のジオラマによって示されていたり、世界各地の標準時を一覧できたりします。
市内での経度観測にかつて使われ、現在は明石市指定文化財である機器なども見られます。
これらの展示を確認し、標準時に関わるさまざまな知識を得るのもおすすめの楽しみ方です。
まとめ
ご紹介したように、明石市立天文科学館は地域の特色や歴史が反映されている施設であり、兵庫県明石市のシンボルとされています。
プラネタリウムなど魅力的な展示もあるので、兵庫県明石市で新居を決めた際にはぜひ一度訪ねてみてください。
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